今、なぜエイジレスバレエ・ストレッチなのか – JABS 一般社団法人日本エイジレスバレエ・ストレッチ協会

今、なぜエイジレスバレエ・ストレッチなのか

内閣府によれば、日本女性の場合、平均寿命と健康寿命の差は12歳です。

この12年間は何を意味するのでしょうか? 
介護が必要になる期間ということになります。
車いすでしょうか、寝たきりでしょうか。
いずれにしても好きな時にお買い物に行ったり、お友達とランチをしたり・・・という、若い時の生活とはかけ離れてしまいます。
 
私は52歳の時にヘルパーの資格を取りました。
老化すること、介護されることがいったい具体的にどういうことなのか。そして介護されている方はどういうお気持ちなのか、ご家族はどう思われているのか。私はそれを肌で感じたかったのです。同時に、それはいつか自分がたどる道であり、日本の高齢化社会を考えるうえでも大切なことだと感じました。

そこで、地元の老人ホームに実習に行かせていただきましたが、そこで見たものは、あまりにショックが大きいものでした。

そこでのサービスは、日本の文化のせいか、人員不足のせいか、学校のプログラムのようなスケジュールが組まれており、朝はまずスタッフが一斉にトイレ介助に入られます。ほとんどの部屋にはトイレがあり、自力でいける方は自力で、サポートの必要な方はサポートをしてトイレを済ませますが、要介護度4や5の方はスタッフがオムツを変えさせていただきます。ところが、入居されている方は女性が多いのに、それを介助されるスタッフは男性が多い。まず私はそこでひるみました。何歳になっても女性です。

もちろん職員さんはとても素晴らしい方々でした。元気に朝から声をかけて、笑顔で対応されています。
しかし・・・、私の心の葛藤は続きます。
 
昼頃には、一斉に食堂へ移動していただきます。私も介助させていただいた方の口元にスプーンを運び「卵ですよ」と声をかけるのですが、何度やっても口を開いてくださいません。そこで困り果ててスタッフの方にお聞きすると、「こうしたら食べてくれます」と、スプーンをぐっと口につっこまれたのです。「えっ!?」と思った瞬間、反射的に口を開かれて、食べ物を口に入れてくれました。これが日常なのか・・・。

ここに入居している方々の目の輝きは少なく、人形のようにも思えました。

介護度の違いもあります。認知症の進行度合いもあります。

心が折れそうになりながら見習いヘルパーの私はやるべきことをしなくてはならない。

スタッフの方が悪いのではないのです。少ない人数だというだけではない。
しかし、人としての尊厳は・・・・。見習いヘルパーの私は混乱しました。

私は研修期間を終えて思ったのです。 
人としての尊厳を保ちながら、人生最後の日まで自分の足で歩ける体を保つこと。人として、それが一番幸せではなかろうか?まずは土台としてそれがあり、その上で何歳になっても自分の夢が語れる、生きがいがある人生がある。

そういう思いからスタートしたのが「エイジレスバレエ・ストレッチ」です。

何歳からでもスタートでき、人生最後の日まで自分の足で歩ける体を維持できるプログラムになっています。

 
私は小学校二年生から高校生までバレエを習い、大学では社交ダンス(競技)をしましたが、モーレツビジネスマン時代は一切運動せず、40歳を過ぎた頃から体に支障を感じ始めました。ところが再度バレエを習い始めると、体調がリセットされたという経験をしました。

この経験を活かし、バレエをしたことがない方にもできるよう、また何歳の方でもスタートできるように考案したのが、エイジレスバレエ・ストレッチなのです。その後さらに、宗像医師にもレッスン内容を監修していただいてプログラムを改良し、効果もアップしました。

あなたも一緒に、最後まで自分の足と意思で人生を歩んでいけるように、ご自分の体が変わっていくのを体験してみませんか。

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