生きる / ヘルパー研修での衝撃 – JABS 一般社団法人日本エイジレスバレエ・ストレッチ協会

生きる / ヘルパー研修での衝撃

 

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私は52歳の時にヘルパーの資格を取りました。老化すること、介護されることが具体的にどういうことなのか。そして介護されている方はどういうお気持ちなのか。それを肌で感じたかったのです。同時に、自分も年をとっていくのです。後半人生をどう生きるのか? 今、選択するべき地点にきていると感じていました。

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老人ホームに実習に。朝スタッフが一斉にトイレ介助に入られます。要介護度5の方はスタッフがオムツを変えさせていただきます。入居されている方は女性が多いのに、介助されるスタッフは男性が多い。私はそこでひるみました。何歳になっても女性です。男性に介助される自分は想像できませんでした。

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職員さんは素晴らしい方々でした。元気に声をかけ笑顔で対応されています。しかし私の心の葛藤は続きます。介護度の違いもある。認知症の進行度合いもあります。心が折れそうになりながら見習いヘルパーの私はやるべきことをしなくてはならない。

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研修期間を終えて思ったのです。 人としての尊厳を保ちながら、人生最後の日まで自分の足で歩ける体を保つこと。人としてそれが一番幸せではなかろうか?何歳になっても自分の夢が語れる、生きがいがある人生がある。

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